2011年11月23日水曜日

寄り添う

小学3年の娘と風呂に入ったとき、質問ゲームなるものをしました。

代わる代わる相手に質問をするだけなのですが、基本的に、娘本人が聞いてもらいたいことをまず僕に聞き、自分の言うことを言う、というもの。素朴な質問がほとんどです。

「好きな果物は?」と僕に聞いておいて、僕が答える。
なんとなく同じ質問をしなければいけないような気がして、「じゃぁ、好きな果物は?」と僕が聞く。
「えっとねぇ・・・、マンゴー!でもさっき食べたみかんも好きだな」などと、待ってました!とばかりに彼女が答える。

これの繰り返しでした。

「好きな色は?」「嫌いな色は?」
「嫌いなことは?」
「好きなお弁当の具は?」
「嫌いな野菜は?」
「好きな県は?」

どのへんがゲームなのかは分かりませんが、面と向かって聞かれると、素朴なだけにすぐに答えが見つからないものばかり。自分に嫌いな野菜がないことに、初めて気がつきました。彼女が好きな県は千葉県だそうです。もちろんTDLがあるからです。そもそも千葉県以外はあまり知らないようです。

普段あまり一緒にいることが少ないので、おかげでいろいろ分かりました。結構意外だったりもしました。
今はまだ会話があるけれど、その内なくなっていくのでしょう。そうなる時まで、たくさん話そうと思いました。

相手のことを分かる、ということはとても難しいと思います。
会話があっても通じないこともある。
たくさんサインを送って来ていても、こちらが気づけないこともある。
気づいていても、流してしまうこともある。

それは、親子でも、兄弟でも、友人とでも、職場でも、みな同じことだと思います。
自分に近い人ほど、分かっているようで分かっているつもりになっていることが多いかもしれません。

いろんなことや人に今よりもっと寄り添っていこうと思います。

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