静岡県三ケ日(みっかび)。
年明けに出回る「青島みかん」の一大産地です。
三ケ日インター降り口には、三ケ日のキャラクターミカちゃんがお出迎え。
街道沿いにはお店から、看板から、バス停の配色まで、町中いたるところみかん一色です。
ここ三ケ日地区は年間を通して日照量が非常に多く、またすぐそばに浜名湖があるおかげで冬でもあまり気温が下がらないため、みかん栽培にはとても適している地区。水と緑と太陽に恵まれています。
園地全体で太陽を浴びていました。日当たりの良さ、実感を伴って納得です。
青島みかんは静岡生まれの品種で、大玉で味が良い、という特徴があります。平べったい形も特徴的。早生種(11月頃から収穫、出荷されるみかん)に比べてゆっくり育つ、後から出てくる品種です。
今回訪れた園地ではけっこう色付いているものもあれば、まだこれから色付くみかんもありました。収穫は12月からで、12月中に全部収穫し、静かに貯蔵しながら3月ころまで出荷していきます。
今食べても充分おいしいのだけれど、まだもっと美味しくなります。
三ヶ日町柑橘出荷組合の竹平組合長。
「いろいろなみかんの産地を見てまわっていますが、自分たちの産地は本当に環境に恵まれていると思います。ここに生まれて、ここでみかん作りが出来て私は本当に幸せです」
高台からみかん園地を眺めながら、しみじみお話されていました。
産地のみなさん、東北のことをとても心配されていました。
今年はみかんが想像以上に不作で、静岡も大変だよ、という噂を聞いていたのですが、そこまで極端ではありませんでした。実際に来て分かることが沢山あります。
とてもいいお話が出来ました。
黄昏ぎりぎりまで、みかんたちは陽を浴びていました。
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