写真は、そこで初めて見た風景です。
おいしいみかんが出来る秘密の一つがここにあります。
今まで正しいと思っていたこととは真逆のことでした。
教えていただいたキーワードは2つ。
「自然のままに」。
農薬や肥料を与えない、ということではありません。全くそういうことではないのです。
「僕達がみかんをつくるんじゃない。僕たちは手伝いをするだけなんだ。みかんは樹がつくるんだよ。自然とそうなっていくんだ。決してそれを忘れてはいけない。」
僕の父の実家は、20頭くらいの仙台牛になる肉牛を飼育しています。小さい頃はよく牛の餌やりを手伝いました。みんな同じ餌を食べているようで、一頭一頭、日々の体調に合わせ飼料の配合を変えていました。この牛は疲れ気味だから。。。この牛はお腹の調子が悪いから。。。この牛は食欲がないから。。。
こちらの皆さんとお話ししていて、おんなじだ、と思いました。
皆さんにとっては、樹は1本1本が違うのです。
だから、日によって、牛に例えれば餌のやり方(肥料のやり方・手のかけ方)が違うのです。
皆さん、お話ししている時の表情は、とてもキラキラしていました。
まるで、キラリ木漏れ日のようでした。
今から、秋が楽しみで仕方ありません。
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