高知県民にはお馴染みなのだそうです。リープル。
北海道でいうところのカツゲン的な飲料です。
これも高知ならでは。
ぼうしパン。
高知の人に聞いたら、ニコニコパンは必ず高知の子どもは通る道なのだそうです。
今日の仕入れ担当者イチオシのトマトジュースでした。
トマトジュースはいろいろあったけれど、そこまで言うなら、どうせならと、これを買いました。
さすがフルーツトマトの産地高知。濃い。
土佐文旦。
仕入れ担当者おすすめ、とあったからこれも買ってしまいました。
窮屈な松山行き高速バスに、いっぱいの荷物で乗り込んだのでした。
松山まで2時間半。
今までの移動でもけっこう上位なぐったり感でした。
松山のホテルについて22:00。
ぼうしパンとトマトジュースと文旦が僕の今夜のご馳走でした。
それにしても、このスーパーは面白かった。
いろいろ面白かったのですが、一番面白かったのは、買いたくなる、選びたくなる「背中押し」でした。
でもそれは、人が直接「これおすすめだよ!」と言うわけじゃない。
仕入れ担当者が絶対の自信を持っておすすめ!の文句が要所要所に掲げられていました。
ミソなのは、それが決して特売品じゃないこと。
むしろちょっと高めだったりしました。
これは、きっと「サイン」なんです。
これは、きっと迷っている人への「促し」なんです。
そしてもしかしたら(いやきっと)、買うものを決めていない人への「誘導」なんです。
売り場にはリープルやぼうしパンのように、地元で愛されている商品が満載でした。
ちりめん(しらす)には、なんと3種類もありました。
成長の段階で、「ちか」「かちり」「かえり」と名前が変わるそうです。
半生のかつお節が売っていました。
「みかん水」という、質素でレトロでチープな超気になる飲料がありました。高知県民のド定番だそうです。
産直コーナーのポップは全部手書きでした。しかも上手。
ほんと、これから高速バスじゃなかったらもっといろいろ買ったのに。特にみかん水。牛乳と同じ大きさの紙パックだったので今回は諦めました。
かと思えば、地産地消ならぬ「全産地消」のシールがあちらこちらに。
ここにも仕入れ担当者の自信が見えるようです。
人がものを選ぶ理由は、何もそんなに複雑じゃない。
シンプルなはずです。
気持ちのタイミングさえあえば、値段じゃない選び方だって、人はすると思います。
「結局値段だよ」というほど、自分から考えることを放棄してしまうセリフはないのかも、と思います。
人の数だけタイミングがあるから、法則がないのです。
だから考え続けなければならないのです。
それが楽しくなくなったら、その時はきっと今の仕事からサヨウナラです。
ところで今僕も欲しくてたまらないものがあります。
それは、今の僕にはちょっと高嶺の花です。
でも買わなければいけないのです。
もう完全に誘導されていますね。。。
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