札幌中央卸売市場で、夕張メロンの初競りに立ち会うことが出来ました。
朝7:00前から競り場にはすごい人だかりでした。
ヒナ段にずらっと並ぶ夕張メロン達。
今日の出荷者は3名でした。
でも、ここに並ぶ量は、去年の半分にも及びません。
去年は110玉、今年は52玉。
今年は春先の残雪が多く、また4~5月の日照不足がたたり、とっても生育が遅れています。
通常の年なら5月中旬には出荷が始まるのに、10日近く遅れています。
昨日のトマトもそうだし、アスパラも出し、もう何もかもです。
そもそも、メロンの生育がこんなに遅れたから、今回たまたまこの競りに立ち会うことが出来たのでした。なんとも言えません。
たぶん今の人生で、最初で最後のスペシャル貴重な初物です。
AM7:00、夕張市の鈴木市長(32歳!)の挨拶の後、満を持して、競りが始まりました。
何を言っているかさっぱり分かりません。と思ったら、もう1箱目の、つまり一番注目を集めるご祝儀相場の競りは終わっていました。
「あ」っと言うまでした。
いや、「え?」っという間でしたね。
今年は、2玉で160万円でした。
史上3番目の高値だったそうです。
右の箱です。
1,600,000って書いています。
本当なんだ。
その隣、競り2箱目は20万円の値が付いていました。
ご祝儀相場から見れば安く見えてしまいますがいやいやいやいやそんなことはない。
だって1個10万円ですからね。メロンがね。
この時の競り値は、夕張メロンだけでなく、今シーズンの北海道のメロン全体へ、気分的、雰囲気的な影響が少なからずあるそうです。
桁外れの高値にはいろんな意見はあるのでしょうが、でもそういった側面があるのも現実なのだそうです。
それだけ、夕張メロンの持つ影響力が大きいということなのでしょう。
夕張メロンの初競りが終わった場内は、日常の力強い喧騒でいっぱいでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿