東京で電車に乗っていたら、眩しいほどに若々しいスーツ姿の、フレッシュマンたちの会話が耳に入って来ました。
何やら10年くらい前に流行った音楽の話で盛り上がっているようでした。
でも僕にはそんなに懐かしがるほど昔でもないような気がしました。
10年前か。。
たとえば今が20歳なら、10歳の頃は懐かしいかもしれません。
では今が40歳なら?
10年前って、ついこの前っぽいよな。記憶、鮮明な気がします。
考えてみれば20歳の10年は人生の半分を占めるわけだし、40歳の10年は生きてきた時間の4分の1に過ぎません。
歳をとると時間のスピードが早い気がするのは、そういうところに理由があるのかも。
でも待てよ。
10年前の自分の子どものことを思い出すと、確かにその頃は懐かしい。
その頃の写真を見ると、たまらなく懐かしい。
基準の軸が、自分自身から、いつの間にか子どもたちになっているようです。
そのうち、その軸はまた自分に戻ってくるような気がします。
普段仙台ではほとんど電車に乗らないので、こんなにも電車に乗っている時間が長いと、あんまり役にたたなそうなことばかり浮かんでは消えていきます。
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