父の兄なのですが、病室の扉を開けて久しぶりに顔を合わせた時、父親に似ているなぁと思いました。
元気そうで安心しました。
伯父は農業委員で、僕のお世話になっている産地の人と一緒ということもあり、そんな話に花が咲きました。
悪いことは出来ません。
病院を出て実家に寄りました。
成り行きで珍しく一人で泊まることにしました。
実家の近所にある居酒屋に両親と3人で行きました。
このパターンは初めてだ。
帰宅して、深夜2時頃まで、居間のソファに寝そべって、他愛もないことを父と話をしました。主に父が百貨店に勤めていた頃のことを聞きました。母は先に寝ました。
初めて聞く話や、初めて知ることがあり、面白かった。
僕が今いろいろと思い悩み(あまり悩んでいませんが)、考えているようなことは、父も今の僕と同じ年齢だった頃に通ってきた道だということが分かりました。
僕はそのころ小学校から中学校に上がる頃。
そうだったのか、当然だけど自分のことだけしか考えていなかったけれど、父親には父親の人生があったのだなぁ、なんて話を聞きながらしみじみ感じました。
生きていく中で大切なことは、構えたり準備してきた話の中にではなく、案外こんな真夜中の雑談にあるのかもしれないなぁと思いました。
いつしか大人になり分かったことは
大人もみんな迷っていたんだということ
拝啓 先生 あの頃 あなたも迷っていたんですね
前略 父さん母さん あなたたちもこの風に吹かれていたんだと
この向かい風に立ち向かっていたんだと
遅まきながら知った気がした
(人生という名の列車)
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