白いとうもろこしは、今までもありました。
でも、収穫期間が短いとかなんとか、いろんな問題があり、扱うにはちょっと大変でした。
正直あまりいい思い出がありません。
でも、おいしいのです。
そう思っていたら。
北緯44度の大地、名寄で、超期待の新品種に出会ったのでした。
その名も「ホワイトレディ」。
白い貴婦人です。
今まで知っていたホワイトに比べたら、味もくどくなく、でもしっかり甘い。
食感は、なんといいますか、とっても軽い感じ。
粒立ちもきれい。
よくホワイトは「生でも食べられる」と言われますが、「確かに食べられる」だけであって、やっぱり火を通したほうが断然おいしい。
でもおいしいのは火を通した方ですけれど。
ここ、名寄はとうもろこしの出来るほぼ北限。
ぎりぎりの環境で育ったものは、おいしい。
さらには収穫時間は朝8時までと決まっていて、涼しい時にしか収穫しないから甘さが逃げない。
おいしいのは、品種、だけじゃないのかも。
「JA道北なよろ ホワイトレディ」。
待っているだけでは、出逢えないことがあります。
それは、とうもろこしも、人も、同じです。
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