2011年3月5日土曜日

台湾日記⑥ 釈迦頭と蓮霧と菱角と檳榔


駅前にずらっと並ぶ釈迦頭。

「しゃかとう」と読みます。
いちぢくのようなパインのような梨のような桃のような。。。
不思議な味と食感でした。甘いけれど爽やかでもあり、濃厚だけど淡白でもあり。そしてとっても果汁が豊富。
日本では輸入が解禁されていないので、食べることが出来ません。食べた日本人の8割は「おいしい!」と言うそうです。僕が食べたのはちょっと過熟でしたが、おいしかったです。

蓮霧。
「れんぶー」と読みます。
英語では、WAX APPLE。洋梨っぽい感じです。
シャリシャリして美味しい。甘さは控えめ。

菱角。
「リンジャオ」と読むようです。
日本の菱の実と同じようですが、僕には菱の実が分かりません。栗のような、ほくほくして優しい甘さ。路傍で売っていました。
昔は日本でも食べたそうです。と思って調べてみたら、今でも作っているところがあるそうです。どこかのJAで出荷していました。湖沼に浮かぶ水中植物。日本の菱の実は、その昔、乾燥させて忍者が「マキビシ」に使っていたそうです。確かにこれを踏んだらかなり痛い。菱を撒くからマキビシ。なるほど。

檳榔。
「ビンロウ」と読みます。
葉っぱで巻いていない方を噛んで皮(?)をとり、葉がついたまま噛みます。
強烈でした。
南国の人の噛みタバコやガムみたいな感じでしょうか。超渋い、超苦い。辛い気もする。おまけに口の中が出血したように真っ赤になる。癖になるそうですが僕はなりません。忘れたくても忘れられません。


とりあえず、その土地にしかないものは、全部口にすることにしています。
ビンロウはすごいね。
僕達が、なんらかの反応をすることをみんな期待しています。だから期待に応えました。
そうすることで、距離が近くなる気がするのです。言葉が通じなくても。言葉が通じないからこそ。

0 件のコメント:

コメントを投稿