2011年3月4日金曜日

台湾日記⑤ 日本のあしあと

山から降りてきて、ずいぶん高いところにいたんだと分かりました。
さっきまで、てっぺんの右あたりにいました。

さっきまでいた高台から眺めると、きちんと碁盤の目状に整備された区画が見えました。
1区画、1haだそうです。
ところどころバナナの畑が見えます。
日本が台湾を統治していた頃作られた区画だそうです。

バナナの皮を薄くむいてみました。
少し黒いのが分かるでしょうか。バナナが「かぜ」をひいているのです。
バナナがかぜをひく。低温障害にあうことをこう表現するのです。
表面からは全然分かりません。

この冬、このあたりは今までにないほど冷え込んでいるそうです。3~5℃だそうです。沖縄よりずっと南の島なのにです。

台湾の中でも、ここのバナナはちょっと違う。
食感が違う。甘みが違う。ただの台湾バナナではありません。

ちょっと内緒の、とっておきのバナナです。

2 件のコメント:

  1. 気になりますね~!
    台湾でなっている台湾バナナじゃないバナナ・・・。

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  2. いしけんさん
    おはようございます。
    やはり限界地で出来るものは、何でもおいしいですね。かぼちゃやとうもろこしといっしょだなと思いましたよ。美味しくなる「理由」、勉強になりました。

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