2010年9月19日日曜日

訓子府は今年も元気です。

産直玉ねぎ、じゃがいもの産地であるJAきたみらい、訓子府地区に、今年の状況確認と作戦会議を目的に訪問しました。

今年の北見地区は全国ニュースにもなるほど暑くて、37℃以上の日が何回もあり、38℃を超えた日も!仙台の観測史上最高気温が一昨年に観測した37.1℃ですから、仙台人も経験したことのない暑さです。体温より高いです。北海道で。いやはや。

また雨も多かったことから、じゃがいも、玉ねぎには大きな影響がありました。

じゃがいもは、量、大きさともいい感じの仕上がりなのですが、中心空洞が多いです。急激な水分吸収や高温で、芋の肥大が急にすすむと、芋の中身が外の成長に追いつかず、中が空洞になってしまう症状です。腐れではありません。生理障害です。切らないと分からないのですが、JAきたみらいでは「空洞センサー」があり、切らずに分かるのである程度は取り除けます。が、せっかく育った芋、ずいぶんはじかれていました。。。
センサーではじかれた空洞のじゃがいも。そこをのぞけば食べられるのですが。

玉ねぎは病気、小玉多し。収穫量減。
暑すぎて(積算温度が達してしまい)、後半もっと大きくなるはずの玉ねぎが、小さい段階で生育収量してしまったのです。小玉が増える→収穫量(重さ)が減る。。。

じゃがいも部会の斉藤部会長、玉ねぎ部会の平田部会長とも、切なく苦しい思いを表には一切出さず、いつもの笑顔で迎えて下さりました。状況がわかるから、なお切ないです。

今回同行していただいているホクレンY井さんのご尽力で、素敵な産地だよりが完成しました。それに、産地の状況と生産者の言葉を掲載することにしました。
また、組合員さんへのメッセージも動画で録画させて頂きました。

玉ねぎ部会長の平田さん。普段は穏やかですが、心は火傷しそうなほど熱い方です。何回か火傷しました。

馬鈴薯部会長の斉藤さん。見た目は穏やかですが、平田さんに尋常じゃないと言われるほどかたいポリシーをお持ちです。「頑固」とも言われていました。

こんな年だからこそ、前進あるのみです。

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