2010年6月7日月曜日

スノーマーチ、美味しすぎる・・・!


じゃがいも、玉ねぎの産直産地であるJAきたみらい(北海道北見市)で、提携会議がありました。
昨年の振り返り、今年のチャレンジなど多くの意見交換ができ、とても有意義な会議になりました。

「スノーマーチ」は、その意見交換の中で出された、期待の新品種です。ちなみにじゃがいもの名前です。
この「スノーマーチ」は、産直じゃがいもの生産地である訓子府(くんねっぷ)町で生まれた、新しい品種。今年の1月、共同購入でも数が少ないため2回だけご案内したのですが、この品種にはちょっとした裏話があるのでした。特徴としては、芽が浅いため皮がむきやすく、味も男爵に似ていて美味しいのですが、似ているだけに、ちょっと地味。けっこう地味。でも、このお芋、地味のままでは終わらないのでした。

去年のことです。
訓子府支所の小野さんが、前の年収穫した自分のスノーマーチを農協の貯蔵庫に置いておき、すっかり(忘れて?)1年たった去年の9月、食べてみると・・・うまい!あまい!みんなびっくりしました。
じゃがいもは通常長期保存をすると甘くなるのですが、スノーマーチはその変化が劇的なこと、さらには品質が落ちにくいという特徴がありました。

そして・・・今回の会議のあとの懇親会で、そのスノーマーチが出てきたのです。


一同どよめきました。
芋がこんなにおいしくなるとは・・・!!


しっとり滑らかで、芋の味がしっかりしつつ甘い、甘い。まるで、甘さ控えめなさつまいものようでした。

スノーマーチを広めよう、まずは地元から!
と、去年から今年にかけ生産者のみなさんが、訓子府町のすべての家を訪問(!)し、スノーマーチのサンプルを配って歩いたそうです。

収穫してから、ゆっくり熟成して食べるとおどろくほど美味しくなる、スノーマーチ。
穫りたてだけが、旬じゃない。

来年が、今から楽しみです。

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