7月28日は父の65歳の誕生日でした。
ちょうど山形でもらったプルーンと、
寒河江の直売所で購入したまくわうりがあったので、とりあえず差し入れにと持って行きました。
まくわうりは僕も食べたことがなかったので、とても興味がありました。
父にとっては、子どもの頃のとびきりのデザートだったようで、懐かしんでくれました。母も大喜び。子供の頃によく食べたそうで、色は金色だったそうです。不思議なことに、母はメロンが苦手なのですが、まくわうりだけは大好きなのだそうです。
味は、甘みのうすいプリンスメロンのような感じで、冷えていればもっと美味しかったかも。甘みの控えめなところが、懐かしい感じでした。初めて食べるのに懐かしい感じって、時々あります。素朴さは懐かしさに通じるようです。
帰りがけ、「豊齢手帳」という手帳を見せられました。
仙台市から65歳になった父へ誕生日プレゼント(?)だそうです。
まだまだ若い(つもりの)父は、封筒を開けそれを見た瞬間、全身の力が抜けたそうです。
「この手帳さえあれば、八木山動物園にも無料で入れるんだぞ!」
と力強く言う父親。65歳。
とりあえず、ゾウさんを見に行く!と、まくわうりを食べながら、自嘲気味に息巻いていました。
平日の昼間、檻越しに一人で象を眺めている65歳の父を思い浮かべてみて、たまには僕も娘をつれて付き合うよ、と思いました。
65歳はまだまだ若い。
元気で何よりです。
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