2011年7月2日土曜日

復興にむけた思い

 
仙台市の中心部にある「勝山(しょうざん)館」。
建物の隣には、都会のオアシス的な公園がある、結婚式なども行われる式場です。今日も何組も結婚式があり、表では新郎新婦が記念撮影をしていました。


今日はここで「食のみやぎ復興ネットワーク」という会の結成式がありました。
104の企業や生産者団体が参加し、みやぎの食を復興させていこうという主旨のあつまりです。

その中であった報告の中から。

産直レタスや、産直ちゃ豆を作っている岩沼洋菜生産組合長の菅野さん。
菅野さんは、津波で畑が被害にあいました。組合の中には津波で家族を失った方もいらっしゃいます。

「昨年農業大学を出た息子から、「自分は本当に農業をやってよかったのか」と言われて、何も答えられませんでした。いつか、「農業をやって良かった」と息子に言わせたい。その日まで頑張ります」



産直かきを作っている、志津川かき生産部会長の遠藤さん。
南三陸町にある志津川は、津波で町すべてが壊滅的な被害を受けました。

「今回は津波の被害を受けましたが、今までは海の恵みを受けて生きて来ました。これからは、これをきっかけに、もっともっと海を大事にしていきたいと思います」


ありがとうございました。

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