2011年7月18日月曜日

おなじ海の上で

土曜日、有志で南三陸町の産直生かきの作業場へ、作業のお手伝いに行きました。

そこでは、産直生かきの生産者のみなさんが暖かく迎えてくださいました。
僕達がそこでした作業は、生産者のみなさんであれば目をつぶってでも出来た作業かもしれません。こんな程度のお手伝いで、果たして役に立てているのだろうか。そんなふうに思うほど、たくさんのお気遣いをしていただいたのでした。海上作業もさせていただきました。

部会長の遠藤さんは、「みなさんに来てもらって、分かってもらえたことが何よりです。これからがんばってかきを育てます。みなさん待っててください。」と言ってくれました。

先の「食のみやぎ復興ネットワーク」で、遠藤さんは次のようにも話していました。
「今回は津波の被害を受けましたが、今までは海の恵みを受けて生きてきました。これからは、これをきっかけに、もっともっと海を大事にしていきたいと思います」


あの日大きな被害をもたらした同じ海の上で。
その海を見つめる生産者のみなさんのまなざしは、とても穏やかでした。


みなさん、僕達が見えなくなるまで、ずっと手を振ってくれました。

大切なものをいただいた気がしました。
ありがとうございました。

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