そこは、避難所ではなく、集落の救援物資置き場でした。
朝9時から割り振りを決めて、午後1時~2時の間に、めいめい物資を取りに来てもらうというルールだそうです。
対応してくれたそこのおじさんおばさんに、いろいろお話を聞きました。
このあたりは、避難所で暮らす人は少なく、この地区の40戸に、非難してきた人達が一緒に住んでいるんです。東京とか、遠くからここに来た人達も今一緒に暮らしています。ここの物資は110戸分の物資になるのよ。
今の煮炊き?ガスはプロパンだから煮炊きはできるよ。水と電気はまだ一度も通ってないね。給水でまかなっている。でも、水と電気がないだけだよ。全然大丈夫。
買い物が出来ないのが一番困る。今までは車で志津川か気仙沼のスーパーへ行っていたけれど、今は志津川はスーパーが無くなってしまったし、車が流された人も多いから、気仙沼へも行けないんだ。買い物が出来ないんだよ。
だから救援物資は本当に助かるんです。こう言ったらなんだけれども、「もう救援物資はいらないよ。大丈夫」とこちらから言うまでは、援助してもらうと助かるんだ。
本当にありがとうございました。助かりました。
仙台にいると、避難所でも、県や市町村の救援物資置き場でも、そろそろ救援物資は足りてきている、と聞くことがあるのです。
でも、実際はそんなことはないようです。細かに行き渡るための人手などの問題もあるようです。
避難している場所が避難所から自宅や誰かの家に変わっただけで、避難生活はずっと続くようです。
特に今回訪れたような、町と町の間の小さな集落などでは。
水と電気がないだけだよ、とさらっと話すおじさん。
強いです。
茨城ふるさと産直ネットワークのみなさん。
ほんとうに助かりました。お届けいただいた物資は、とても喜ばれました。
みなさん、ありがとうございました。
月曜日から、いよいよ共同購入の配達が再開します。
組合員さんが出してくれた、注文書一枚に込められた思いは、とても重い。
誰かの役に立てることの嬉しさと、期待に応える責任の重さの両方を感じています。
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