家のすぐ近所に、バラを中心としたいろんな花や苗をつくっている「仙台ローズガーデン」という施設があります。共同購入の企画でもお世話になっている花屋さんです。今日はそこで「復興祭」が開かれていました。売上の一部が被災地への寄付金になるそうです。
敷地の奥にある、立派な連棟ハウスで、子ども達とガーベラの採花体験をしました。
1本50円で、何色を取ってもいいのです。
いろんな色が選り取り見取りで、娘たちはだいぶ迷っていました。
花には、花にしかない力があります。
そこにただ「ある」だけで、人を幸せな気持ちにさせたり、穏やかな気持にさせたり、感謝の気持ちを代弁したり、故人を悼む人の気持ちを慰めたりする、不思議な力があります。
花は、空腹を満たすこともなければ、渇きを満たすこともないし、もちろん燃料にもならない。しかもすぐに枯れてしまうし。だから、人が生き抜く上ではずいぶんと後回しにされてしまいます。振り返ってみれば今回もそうでした。
でも、花には、花にしかないそんな力があるから、やっぱり必要なのです。
物事には、必要なタイミングがある、ということだとも思います。
今日会場にいた老若男女、みんな明るく穏やかな表情をしていました。
娘たちも、何色にしようか楽しく真剣に悩んでいました。
彼女たちが選んだ、ピンクに白の縁取りのガーベラは、部屋の隅で優しく咲いています。
素敵ですね!
返信削除花一輪あるだけで生命の強さを感じますね!
いしけんさん
返信削除よく見れば身のまわりには、元気をくれるものがたくさんある事に気がつきました。色々なことを再発見する毎日です。