今年はじめて、JA鶴岡へ行ってきました。
昨年まではだだちゃ豆で訪問していたのですが、今年の目的はメロンです。
7月から、アンデスメロン、鶴姫メロン、鶴姫レッドメロンと、おいしいメロンが出荷されます。
(画像はJA鶴岡HPより)
メロンの産地なのはもちろん知っていましたが、どうして鶴岡で美味しいメロンができるのかは良くわかっていなかったので、勉強してきました。
砂地で作っているから美味しいメロンが出来る、とは聞いていました。でも、砂地といってもまさかそれほどではないだろう、いわゆる砂っぽい土だろう、とタカをくくっていました。
大間違いでした。。。
メロンのハウス内の地面という地面、本当に砂、砂、砂。超砂でした。
メロン担当のイケメン栗田さんによると、この地域では、砂の上に家が建っているほど、一帯が砂なのでした。それもそのはず、この地域は日本三大砂丘の一つ、「庄内砂丘」の南端。35kmの長さは日本一。知らなかった。
さすがイケメンです。
砂丘で美味しいメロンが出来る理由、それは、「水はけのよさ」と、「大きな大きな寒暖差」。
真夏の砂浜って、焼けるように熱いでしょう。でも、夜になると一気にひんやりする。それがまさに寒暖差。全国的に見ても、こんな環境は珍しいそうです。
メロンにとってはこれらの環境はとても厳しい。
ぎりぎりの環境で育つメロンは、ネットの網目も細かくなります。これもまた、おいしい証拠。
またこの地域は、それはそれはきれいな地下水が流れていて、これもまたおいしいメロンの秘密でもあるのです。この地下水を利用している日本酒の酒蔵もたくさんあるんだよ、とは、
だだちゃ豆担当のデンジャラス神尾さんの情報でした(写真は去年の勇姿)。
高台から見たメロンのトンネルは、圧巻でした。
だだちゃ豆もそう。砂丘メロンもそう。
人が、風土が作り、つなげてきた、味と風景。
砂と風が、長い歳月をかけて砂丘を作ってきたように、少しずつでも着実に。
作る人、売る人、食べる人が、みんなで次の世代へつなげていきたいと思いました。