2011年1月10日月曜日

田村はまだか

深夜のススキノのバー。
小学校のクラス会三次会で、今年40歳になる男女5人が、大雪で列車が遅れてクラス会に間に合わなかった同級生「田村」を待つ。それぞれがあの頃と、今を思いながら。
いくら待っても田村は来ない。田村はまだか。来いよ、田村。


昔子供だった大人たちを描いた小説「田村はまだか」を読みました。
それぞれの人生の転機や、日常の小さな泡のような出来事が淡々と書かれているのですが、不思議と誰のエピソードにもどこか重なるところがあるのです。読むほどにちくちくする。それでいて清々しい。そんな不思議な本です。

僕も成人式から16年がたちました。
あっという間です。もっとも、諸先輩方からしたらまだまだまだまだヒヨッコでしょうが。
あと4年で40歳。2度目の成人式は何をしているのだろう。そんなことを思いましたが、うまくイメージが出来ませんでした。
でも、今年は何か少し変化があるような気がしています。
久しぶりに、古い友だちに電話をしてみようと思いました。


三十代は大人の十代 青春をくり返すような
時が流れて 家族が増えて 生まれ変わった夢もある
大人になった子供たちはみな 不器用な旅人だけど
誰だって 押入れにしまえぬ想いがあるさ
                      (旅人たちのうた)


2 件のコメント:

  1. 僕の2回目の成人式は四十肩でやられました。
    それが唯一の厄でしたが・・・。
    お互いいつまでも健康で頑張りましょう!

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  2. いしけんさん
    いい厄年を迎えられるよう今から健康づくりに励みます。
    まずは間食を抑えなければと思っております。頑張ります!

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