今日は松本専務が一日店長という御役目でした。
各産地が持ち回りで主催をするのだそうで、今回は紀ノ川農協のご担当。
3年前にこの農家レストランがはじまったきっかけを、松本専務が組合員さんたちにお話していました。
交流はしていてもいつも同じ方が来てくれていて、それはそれで嬉しいけれども、新しい組合員の幅が広がらないことが課題だったそうです。
そんな時に、紋切り型ではない形の交流会が出来ないものかと考えていたそうです。
また、交流のあり方とは別に、東都生協でご案内している商品はいいものばかりなのになかなか商品普及が広がらない、そんなことも課題だったそうです。
その2つの課題を解決するために考えつたいのが、この「ビュッフェ形式で食べながら交流」というスタイルだったそうです。
会場には、工夫をこらした料理がいっぱいでした。
これ美味しいね、どうやって作るの?
それはね、とすかさずレシピを差し出して。。。
交流は自然発生的にそこここで始まりました。
なんと、夫婦参加が7組もいらっしゃいました。
そのうち小さなお子様連れは3組も。
一番驚くのは、抽選であたった人しか参加できない、ということ。
毎回応募が殺到し、なかなか参加できないイベントなのだそうです。
交流会にかぎらず、イベントものは、どうやって人を集めるか、が最大の課題なのですが、ここではそんな悩みは無用なのです。
好きなものを好きなだけ食べられるのが嬉しい。
運営、進行は地区の委員さん。
つまり組合員さん。
ふと思いました。
うちでもいろいろと交流会をやっているようだけれど。
職員自身がどれくらい自分たち組織のやっていることを知っているだろう、と。
東都生協さんは、この素敵なイベントをどうやって、広く内外にお知らせしているのかな。
(内:職員、外:組合員)
紀ノ川農協の井上さん。
あの(キウイや柿や玉ねぎ生産者の)井上さんの奥様です。
お話をしていて、ああなるほど、やっぱり井上さんの奥さんだなぁとしみじみ思いました。
クイズも大盛り上がりでした。
今回の交流会で感じたことです。
なんのために「交流」をするのだろう。
生産者はどんなことを伝えたい?消費者はどんなことを知りたい?
「安全」ってなんだろう。そんなに世の中危険なのか?
「安心」ってなんだろう。そんなに毎日不安の渦の中で暮らしているのか?
「産直」ってなんだろう。
時代が変わることで、求められることが変わるから、今日の正解は来年の正解ではないような気がする。
口では安全なものっていいつつ、違うものを選ぶことだってある。
普段はなんにも気にしていなかったものが、何かの事件があると、根拠もなく遠ざける。
みんなそうなんだと思います。
課題がいっぱいある、考えなきゃないことがいっぱいあるということは、曲がりなりにも何か考えているということですね。
今回参加したことで、いろんなことを考えるきっかけになりました。
ポンコツですが、いろいろ考えていこうと思います。
今回参加させてくださった東都生協さん、お誘いいただいた松本専務、ありがとうございました。
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