2014年12月4日木曜日

内定者のつどいにて

今日は内定者のつどいがあり、さらには北海道東川からのお客さんありと、刺激的な一日でした。


僕が就職したのは今から16年前。
その頃と今では、就職活動のやり方も環境もずいぶん変わっているようです。

僕らが就職活動をしていた年は、山一證券が破綻し、銀行も潰れたりと、今考えれば大きな変革の時期でした。

当時は、大学の同級生で内定が決まっていた銀行が11月に破綻してしまい、その彼女に新聞記者が取材をしに来る、というなんとも言えない光景も目にしました。

その11月には、山一證券、三洋証券、北海道拓殖銀行が相次いで破綻し、おまけにその地元の銀行が破綻したというめちゃくちゃな月でした。

今思えば、その頃お世話になったいろんな会社の人事の人にはとってもお世話になりました。
その頃お会いした「社会人の先輩社員」のみなさんは、今もその会社で頑張っているでしょうか。


今思い出しました。

僕が就職活動をしているとき、トラック配達同乗体験をさせてもらったのですが、その時の先輩社員が僕に、「ここはやめたほうがいいよ、仕事きついから」と、なんとも親切なアドバイスをもらったのでした。
就職活動中の大学生にはなかなか刺激的です。今でも彼の名前を覚えています。僕より2歳年上の人でした。

残念ながらそのアドバイスを聞き入れなかった僕は、なんとか就職。そして晴れて僕が入った数カ月後、彼は見事にやめました。

人それぞれですね。


人生の大半の時間を費やす仕事です。

仕事とは、なんて僕にはまだまだ何も言えません。

僕はつくづく恵まれていると思っています。

人と出会いに。


今日東川のみなさんが来てくれました。

東川町は、私が今の立場になって初めて訪れた産地で、1週間泊まりこみでお世話になった、僕のふるさとのような産地です。

人と人のつながりが世界を広げてくれるんだなぁと思います。

内定者の彼らよりちょっとだけ先輩の僕はそう思うのです。








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