2014年12月16日火曜日

委員会と気仙沼

午前中は今年最後の委員会でした。

そろそろみんな、仮設を出て行く人が増えてきました。

委員会には、すでに自分の新しい家に引っ越した人も来ました。

その人のお子さんは小学3年生なのですが、仮設住宅から離れたくなくて、引っ越しはいやだ、俺はここで死ぬんだとまで言って泣いていたのだそうです。

震災の頃はまだ幼稚園だったわけだから、愛着があるようでした。

でも、新しい家に引っ越して早1ヶ月。

もう仮設には戻りたくないって言っているのだそうです。

他の人では、仮設から復興住宅に移ったら、ものを取るのに歩かなければならなくなったって笑っていました。今までは手を伸ばせば座ったままでも必要な物に手が届くほど狭かったから。

とはいえ、みんなが仮設から自分の家に移れるまでには、ここではあと3年くらいかかるようです。

でも、県内を見れば順調にすすんでいるのだそうです。


午後は気仙沼に行きました。

東松島から気仙沼は、けっこう遠くて、1時間半かかりました。

気仙沼で商品学習会があって、来て欲しいと声をかけていただきました。

みんな熱心に聞いてくれました。

また呼んで下さい。


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