2014年12月12日金曜日

干し芋干してます ~ひたちなか~

茨城県ひたちなか市に来ました。

3年ぶりです。

茨城県の土壌分布図。

美味しい干し芋になるための美味しいさつまいもは、ごくごく限られた地域だということが分かりました。

ひたちなか市は、まさに適地。

さらには、ひたちなか市の中でも、最適地があることが分かりました。

干し芋ソフトクリーム。

おお、味が干し芋だ。

それでは貴重な貴重な、干し芋最適地の農家さんのお宅へ出発。

まずは芋のサイズ分けをする機械。

なんで干し芋にするのにサイズ分け?って思いましたが、そうか、考えてみれば、芋の大きさが揃わないと蒸す時間が揃えられないんだ。

芋の大きさに合わせて蒸かし時間を変えて上手に蒸し上げます。

そのために、サイズ分けは重要なのです。

これが蒸かし釜。


こちらでは、おばちゃんやおばあちゃんたちが一心に皮むき。

ぜんぶ手作業です。
とにかく明るい。

丁寧に、ひとつずつ。

蒸され、むかれたさつまいも。

品種はタマユタカです。

このあと、ピアノ線でスライスされます。

綺麗に並べられた、スライスされた芋たち。

壮観です。

これはまだ干して2~3日くらいのもの。

通常は7日間干します。

でも本当においしいのは、まだ完全に干されていない、「半生」のもの。

注文によっては5日間で出荷する「半生」ものもあります。
半生なので、賞味期限がとっても短い。カビてしまうのです。

だから、まずお店ではお目にかかれません。
なぜなら、お店の棚に並べていてもすぐに賞味期限が切れてしまうから、お店では売りづらいのです。

今回、干しているそばからちょっとおすそ分け頂きました。

う、うまい。。。

もっちり。ねっとり。べったり。しっとり。

役得だなぁ。。

今回訪問した黒澤さんご夫妻。

僕らが頂いている半生品「やわらかな干しいも」も、お願いして作ってもらっています。

干し芋作りは今から2月くらいまでが最盛期。

よろしくお願いします。








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