季節は移り変わるから、まさに今しか見られない、そんな風景があります。
今年は、いくつもの風景を見逃してしまった気がしています。
忙しいのはみんな同じです。
今日、谷口さんと山形朝日町の大谷果樹組合へ行きました。
産直のりんごの産地です。
僕達が来るのを、大谷のみなさん、今や遅しと待っていてくれました。
産地を初めて訪れ、りんごの花の可憐さを聞いた谷口さん、来年は花の咲く時期にぜひ来たいです!と熱く思いを口にしていました。
それは、谷口さんが大谷のみなさんの熱い思いを感じたから、なのだと思います。彼の驚いたこと、感じたことは、僕にとっては当たり前のことでもあり、新鮮でもありました。
一言も聞き漏らすまいと、一生懸命ノートを真っ黒にしていました。
昨年と違い、今年はりんごは順調なようです。特にふじ。安心しました。
雨はほどほど少なく、昼夜の寒暖差がかなり大きく、いかにも果物が美味しくなりそうな気候が続いています。
でも、こんなにうまくいくはずはないと思っているんだ、と志藤さんは訝しげ。
もはや天気ほど、信用のならないものはないのです。
8月にまた来ることを約束し、産地をあとにしました。
一昨年の5月に見たりんごの花。
花の時期こそ見逃したけれど、これからは何度でも訪れたいと思います。
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