5月13日、南三陸町で行われた植林に参加してきました。
木を植えると、海が綺麗になるのだそうです。
なんで森に木を植えると海が綺麗になるのか、知っているようでよく分かっていなかったので調べてみました。
そして、一つの言葉を知りました。
「水源涵養(すいげんかんよう)」。
渇水や洪水を緩和し、水を地中に蓄えて水の量の調節や水の浄化をするという、森の作用のことだそうです。
森のないところに雨がじゃんじゃん降ると、急激に水量が増えるのであたりは氾濫してしまいます。
森はそうならないように、勢いを和らげるクッション(スポンジ)になってくれるのですね。
ゆっくり地中へしみ込んだ雨水は、さらに時間をかけて土の中で綺麗になって川へ注ぎ海へ注ぐ。
なるほどです。気の長い話ですが。
今日植えた木々は、いつか大木となり、森の一部となるのでしょう。
2年前にもここで植林をしに来たのですが、その時植えた木々たちは、少し大きくなっていました。森と呼ぶにはまだまだですが。
僕らが植える本数なんてたかが知れているんだろうなぁ、と思ったら、森林組合のお兄さんたちが「やっぱりはえーなー」と感心するように言っていました。
1時間で1000本。結構な数のようです。
でも、もしかしたら、本数は何本でもいいのかも知れません。
下山の際、僕らの前を、家族連れが花を見たり虫を見つけたり耳を澄ましたり川を覗きこんだりと、道草を満喫しながら歩いていました。
今度は、子どもたちと来るのもいいなと思いました。
ついてきてくれる内にね。
海へ向かう、川を流れる水は、驚くほどに透明でした。
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