娘たちの通う小学校で授業参観がありました。
小学校1年生と4年生の二人の授業を、嫁さんと20分ずつ交換で見ました。
一生懸命手を挙げている時と、分からなくて手を挙げられない時。
きっと心のなかで「先生当てて!(汗)」とか、「手を挙げたいけど自信がない・・・(汗)」とか、そんな気持ちになっているんだろうなぁと、彼女たちの背中を見て思いました。
分かる分かる。ちゃんと分かっているよ。
そうだったなぁ、と、自分が手を挙げる側だった頃、もじもじしていたあの頃の気持ちを思い出しました。
そして、僕がそうやってアピールしたり焦っていたりした時のその気持ちも、同じように親は分かっていたんだろうなぁ、と、今にして思い至りました。
「誰だってみんな、親をするのは初めてなんですよ」
最近お会いした方からお聞きした言葉です。しみじみ納得です。
授業参観が終わったあと、クラス懇談会があるとかで母親が学校に残っている間、僕は学校の向かいにある公園で、彼女たちとその友達の子守をしていました。
桜の木の下のベンチにランドセルを放り投げ、彼女たちはたんぽぽを摘んだり、松の葉相撲をしたり、ブランコで宇宙旅行に旅立ったりと、弾けるように遊んでいました。
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