2012年5月31日木曜日

はつひめ


はつひめ。

福島で生まれたばかりの新品種です。

この前山梨で摘果前の桃を見たと思ったら、もう桃です。
といってもハウスですが。

撮影用に届けてもらいました。

露地物だと、7月くらいに収穫できるそうです。

「あかつき」と、「はつおとめ」という品種から生まれた、期待の姫です。

まだ、4年前に名前がついたばかり。
そこからしたら、4歳というところでしょうか。

桃の香りって、いいなぁ。

はつひめ。

元気に育っていってほしいものです。

2012年5月30日水曜日

ちょっと一息。


フィリピンではコーヒーを頼むと、お湯が出てきます。

砂糖とミルクとスティックコーヒーが添えられて。

100ペソ(200円)くらいだったかなぁ。

もう忘れてしまいました。


やらなければいけないことは、目の前にかなりのてんこ盛りですが。

そうなるようになっていた。

そう思うようにしています。


ちょっと一息。

大切です。

2012年5月28日月曜日

焦げ茶色のカチューシャ

今日、次女が7歳の誕生日を迎えました。

9歳の姉が、彼女のために焦げ茶色のカチューシャを贈りました。

小さな妹は、とても嬉しそうでした。

喜ぶ妹を見ていた姉も、とても嬉しそうでした。

楽しい1年になりますように。


2012年5月27日日曜日

青空と太陽と万国旗の下で


2年ぶりに、小学校・学区民合同運動会が行われました。

娘たちの通う小学校では、学区内に5つある町内会と学校と合同で運動会が行われています。全競技の最後にある、町内会別のリレーは、相当盛り上がります。

今時、たぶんけっこう珍しいと思うのですが、みんなでお弁当を広げてとる昼食を間にはさみ、午後の部まであります。嫁さんは朝から(昨日の夜から)、弁当作りにてんやわんやでした。


昨年は震災の影響で小学校だけの運動会となり、各学年の徒競走と、すずめ踊り、ソーラン節だけというシンプルな内容でした。昼食も万国旗もありませんでした。


2年ぶりの今日は、玉入れ、綱引き、大玉ころがしに町内会別の応援合戦と、青空とはためく万国旗の下で、終始賑やかでした。

とにかく、とにかく暑かった。
何℃かは分かりませんでしたが、太陽が容赦なかった。

じりじりじりじりじりじりじりじり。
じりじりじりじりじりじりじりじり。 
じりじりじりじりじりじりじりじり。
じりじりじりじりじりじりじりじり。

そんな感じでした。
フィリピンより暑かったかも。

おかげ様で、僕は見事にこんがり真っ赤に仕上がりました。

まあでも、雨よりはいいかな。

長女は去年より一つ、徒競走の順位を上げ。
今年1年生の次女は、赤い色の玉を二つかごへ投げ入れてご満悦でした。


宇宙まで突き抜けそうな真っ青な空めがけて、子ども達は元気いっぱい色とりどりの玉を投げていました。

大切にしたい風景は、みんなのすぐそばで、当たり前の顔をして輝いています。

2012年5月25日金曜日

日川白鳳

日川白鳳。

白鳳の中でも、はじめに出てくる品種です。

今年は春が遅かったので、生育がとっても遅れていると聞いていましたが、花が咲いてからの気温がぐんぐん暖かく、結局去年とほぼ同じところまで生育が追いついたのだそうです。


今見えているここから、なんと多くてもせいぜい1個しか残さないそうです。

ここ、山梨の春日居地区では、徹底的に実を選び、選りすぐりのものだけを残し、他はほとんど摘んでしまいます。「摘果」と言います。選んで選び抜いたものを、大切に育てています。

そもそも、摘果の前に、摘蕾(てきらい)を徹底するのだそうです。
摘蕾とは、蕾(つぼみ)の段階で花芽を摘んでしまうのだそうです。余計な花を咲かせないために。

でも葉になる芽(葉芽)は決して摘んではいけません。

やはり、葉が命だからです。

ちなみにこの摘蕾作業は寒さ厳しい2月ころ。
2月の厳寒期に桃畑で脚立を立てているのは、同じ地域の他地区でもあまり見られないのだそうです。

やるべき時期に、やるべきことを、きちんとやる。

そう、とてもシンプルなことです。

なんでシンプルなことって難しいんだろう。
シンプルであればあるほど、難しい。

逆に、難しく見せることほど簡単なことはないよな、なんてぼんやり考えたりしました。


徹底した摘蕾、摘果を行うから、春日居の桃は他と比べても実の付きが少なく見えます。

そして、実の付きが少なく見えるということは、一つの実に対して、葉の枚数が多い、ということでもあります。

たくさんの葉で作った養分を、徹底して選り抜かれた数少ない実にたっぷり送る。

だからいい桃が出来るのだそうです。

なるほど、やっぱり、ここでも「葉」なんだな。

弘前の中田さんのりんご畑を思い出しました。
山形の滝口さんのさくらんぼ畑を思い出しました。

それでも、収穫直前に雨に降られると、残念ながら味は落ちてしまうそうです。
品質も不安定になってしまいます。

収穫2週間前になったら、もう雨は降らないで欲しいそうです。


摘果作業の済んだ隣の木では、選ばれた桃に袋がかけられていました。

あと1ヶ月と少しで、収穫です。

2012年5月23日水曜日

ベリーベリーストロング

強くなるチャンスって、あると思います。

それは、前向きな覚悟です。

よし、まずはこれからだ。


ベリーベリーストロング 胸に 鳴り響くティンパニー
ベリーベリーストロング 強い絆の話だよ
(ベリーベリーストロング~アイネクライネ~)

2012年5月22日火曜日

黄金のまどろみ

今からたぶん3年前。

真夜中の1時頃だったかな。2時頃だったかも。

誰とどんな飲み会の後だったか忘れましたが、それなりにほろ酔いでタクシーを探して県庁南側にある勾当台(こうとうだい)公園のまわりを歩いていた時のこと。

真っ暗なはずの公園が、やけに明るい。

公園のまわりには、地元テレビ局「KHB」(東日本放送)の車がたくさんありました。

近づくと、警備員が一人立っていたので何やってるんですかと聞くと、映画の撮影だという返事でした。
だから、公園の中には入れないのだと。

大したことないのだろうと思って聞いてみると、今、竹内結子がそこで撮影中だということでした。

映画のタイトルは「ゴールデンスランバー」。

仙台在住の作家、伊坂幸太郎原作の小説をオール仙台ロケで撮影した映画で、その翌年公開でした。


それ以来ずっと見たかったのですが、この前の日曜日、ようやっと見ることが出来ました。

あの時の公園の撮影は、あんなすごいクライマックスのシーンだったのか。
なるほどなるほど、だからKHBの車があんなにあったのね。

映画に出たわけでもないのに(当然ですが)、なんかちょっと嬉しくなったものです。

映画は、たくさんの伏線が効果的で、さらには知っている場所盛りだくさんで、かなり面白かったです。


登場人物達が、かつてのあたたかい時代を思い出しながら口ずさむ、ビートルズの「ゴールデンスランバー(黄金のまどろみ)」。

きっかけは、小さな事で。

とりとめもなく、芋づる式にいろんなことを思い出していきます。

いつか、こうして右往左往している落ち着きのない今でさえも、「黄金のまどろみ」の中で夢見る、あたたかい時代になるのだろうなぁと思うのです。

2012年5月19日土曜日

日本一のラ・フランスのなる畑で

日本一のラ・フランス生産者の方の畑を訪問しました。

ラ・フランスは、本当においしい。
僕は大好きです。

でも、ここ数年、少しくじけていました。
半ば諦めていました。


片桐さんが、ずっと前に原田さんから教えられた心得二つを、僕に教えてくれました。

果物を扱う人間ならば、煙草はやめるべきだ。
とにかく現場に足を運びなさい。

これを聞いて、1日60本吸っていた片桐さんは、即日煙草をやめたそうです。


何か問題があったら、すぐに現場に行きなさい。
電話で解決しようと思うな。
何も分からない。
だって、なんにも見えねぇんだから。

今日、片桐さんから頂いた言葉です。


今年、ラ・フランス、頑張ろうと思います。

2012年5月18日金曜日

境目に立って


僕が今立っているところから見て、右側が今回訪問した方のさくらんぼの木。

左側の木からは別の方の木です。

ここがちょうど境目です。

右側のさくらんぼの「成り枝」をよく見ると、違いが分かります。

でも、何も教えられなかったら、果たして僕にその違いが分かっただろうか。

原田さんと片桐さんは、愛情を込めていつも僕に大切なことを教えてくれます。


遠くの近くの、たくさんの人達のあたたかい思いで、今僕はここにいるのです。


この右側のさくらんぼは、やはり他と違う一手間をかけているから、成長が違うのです。

自分一人だけの力で、立派なさくらんぼになるわけではないのです。


僕はここに何度も来ようと思います。



2012年5月17日木曜日

HEARTLAND



IN EVERY SPIRIT & EVERY SEASON,EVERYWHERE

すべての人の心の中に、いつでも、どこでも。


HEARTLAND

気持ちがざわめく時に、向かう場所なんだと思います。


おいしかったよ。ハートランドビール。


いつでも、どこでも。

2012年5月15日火曜日

遠回りの贅沢

植林を終えて、遠回りして帰りました。

緑のトンネル。

岸辺で揺れる。

川の音。

森の恵み。

田束(たつがね)山から見渡す南三陸の海。

つつじ、あと少し。

童心。

空と海が溶けあう。

何事もなかったように。

2012年5月14日月曜日

植林

5月13日、南三陸町で行われた植林に参加してきました。

木を植えると、海が綺麗になるのだそうです。


なんで森に木を植えると海が綺麗になるのか、知っているようでよく分かっていなかったので調べてみました。

そして、一つの言葉を知りました。

「水源涵養(すいげんかんよう)」。

渇水や洪水を緩和し、水を地中に蓄えて水の量の調節や水の浄化をするという、森の作用のことだそうです。


森のないところに雨がじゃんじゃん降ると、急激に水量が増えるのであたりは氾濫してしまいます。

森はそうならないように、勢いを和らげるクッション(スポンジ)になってくれるのですね。

ゆっくり地中へしみ込んだ雨水は、さらに時間をかけて土の中で綺麗になって川へ注ぎ海へ注ぐ。

なるほどです。気の長い話ですが。

今日植えた木々は、いつか大木となり、森の一部となるのでしょう。

2年前にもここで植林をしに来たのですが、その時植えた木々たちは、少し大きくなっていました。森と呼ぶにはまだまだですが。

僕らが植える本数なんてたかが知れているんだろうなぁ、と思ったら、森林組合のお兄さんたちが「やっぱりはえーなー」と感心するように言っていました。

1時間で1000本。結構な数のようです。

でも、もしかしたら、本数は何本でもいいのかも知れません。

下山の際、僕らの前を、家族連れが花を見たり虫を見つけたり耳を澄ましたり川を覗きこんだりと、道草を満喫しながら歩いていました。

今度は、子どもたちと来るのもいいなと思いました。

ついてきてくれる内にね。


海へ向かう、川を流れる水は、驚くほどに透明でした。

2012年5月11日金曜日

実りに願いを

産直センターふくしまに行って来ました。

ピオーネというぶどうの畑。
樹をよく見ると、目につくのは、ぶどうの新芽と、白い幹。
高圧洗浄機で、樹の皮をすべて剥がされていました。
皮を剥がされた樹から、新芽が出ていました。


梨畑にも行きました。
梨の樹の皮は硬いので、高圧洗浄機では剥がれないため、手作業で1本ずつはがしています。


りんごの樹はぶどう同様高圧洗浄機で皮をはがしたそうです。
最後の花が散ろうとしていました。

桃は樹が柔らかいので高圧洗浄機では樹が傷むため出来ません。
水で洗い流すのだそうです。

それぞれにあったやり方があるのです。

これらの作業で、数値は半分以下にまで下がります。

梨はもう実をつけ始めていました。
良い実だけを残し、他の実を摘む「摘果作業」は、しばらく続きます。

今ここでは、おいしい果物を作るための作業に加えて、本当なら、そして他の産地だったらしなくてよい作業があります。

いつまで続けたらよいか分からない作業です。
答えのない作業です。


今日の打ち合わせで、今年の10月までの計画を決めました。


不安と怒りとやり切れない思いを押しこめながら、やって来る実りの季節のために、作業は続きます。

2012年5月7日月曜日

めざすもの

今日の夕方、上司と面談でした。

目指すものについて確認しました。

大切なのは、極めて基本的なことなんだということ。

それも、高いレベルで、基本的なこと。

大切なことは、常にシンプル。

そして、間違いない安心感。

いろいろな球種を覚えるとついつい覚えた変化球を投げたくなるけれど、実はストレートで満足にストライクが取れないってこと、よくあります。未熟なほどそうなのかも知れません。心当たりいっぱいあります。

小手先じゃないんだ。

今、我々が目指すべきものは、














彼らだということを。


彼らだということを。


彼らだということを。


スギちゃんじゃないんだ。2700でもない。

時にはそれもいいけれど。

ただノコギリをしならせるだけの人なら他にもたくさんいるだろうけれど(あまりいないか)、あの「味」は誰にもだせないでしょう。

何回食べても飽きないラーメンのような、いつも食べたくなるような。


僕もいつかは、横山ホットブラザーズ。

そういうことです。

ちなみに、言うまでもないことですが、いたって真面目な面談です。


今日は、いい天気でした。

2012年5月6日日曜日

月に代わって・・・


月の写真は難しい。

特に僕の使っているようなリーズナブルなコンパクトデジカメでは。

昨日の夜の最接近月は「スーパームーン」と呼ばれていたそうで、世界中で話題になっていたようです。
いつもの満月より14%も大きく、明るさは30%増量(?)だったそうです。

霞がかかってぼんやりだけれど、なんとなく大きいの伝わるかなぁ。。。



。。。




。。。。。




すみません。



ひとつ、嘘をつきました。



このスーパームーンは。。。




日向夏(ひゅうがなつ)でした。

宮崎名産の柑橘です。

デジカメのレンズをティッシュで覆って撮ってみました。
どうでもいい小細工です。

こんな風に皮を剥いて。

こんな風にくし切りにして食べます。

果肉は結構酸っぱいのですが、白い皮の部分が甘くておいしいのです。
僕は好きです。


今日は日曜当番。

昼間には、一天にわかにかき曇り、バタバタと雹が降って来ました。

近くでやっているベガルタの試合も中断していたようです。

あまりの天気の急変に、コンビニのお姉さんがショックのあまりお釣りを50円余計にくれました。ちゃんと返しましたよ。

さて、一人寂しく日向夏も食べたことだし。

そろそろ休憩終了です。

2012年5月5日土曜日

僕らの軌道

遠く離れている親友と久し振りに仙台で会いました。

たくさんの話をしました。

ああそうか、といくつも思いました。
感心したり驚いたり、いろいろと大切にしようと思ったりしました。

話をして楽しいってなんだろうと考えてみて、思い当たったこと。
きっと、何にも通じることです。

思いがけない、ということ。

こいつ、何言い出すんだろうという分からない感と、ほほうそう来たかという爽快な裏切られ感。

自分にないものを味わいたいのです。
経験とか考えとか、今悩んでいることとか、僕の知らない知識とか、今のベクトルとか。もちろんバカバカしい話も随所に。

きっとそれが楽しいんだなぁ。

あと・・・温度が近いということも大事だな。

歳を重ねるほど、友達っていいなぁと思います。

また笑って会うことを約束し別れました。


空には大きな満月。

今日は月が地球に最も近づく、少し特別な日なのだそうです。

知らないうちに近づいたり離れたり、楕円の軌道で、遠くで近くで、地球を照らしているのだなあと思いました。


2012年5月4日金曜日

危機一髪がいっぱい

グラスで捕まえられた姉妹。

このまま吸血鬼のえさになってしまうのかー!あー!

壁から恐竜が出てきた!

早く逃げろ!あー!

だから早く逃げろってー!喰われるー!あー!

踏まれるー!あー!

いいところに逃げたねー。ここなら安心だ。

あれ?扉が開いた・・・。

あー!

逃げてー!

だからってそんなところに逃げなくてもー!落ちるー!あー!

あーれー・・・。


おかげさまで、楽しい休日でした。

2012年5月3日木曜日

アボカドと漬けマグロのわさびマヨネーズ和え


アボカドと漬けマグロのわさびマヨネーズ和え。

最高においしい。

アボカドが少し好きになって来ました。


脳天気な僕ですが、日々の中では、稀にため息をつくこともあります。

伝わらないことのもどかしさと、なんとも言いようのない無力感を覚えた時、気づけばふぅとやっていました。

今日はすごい雨でした。

風も強く、雨が路面を走るのが見えました。

傘はさしていたけれど、風が後ろから吹き続けていたので、背面全部を濡らしながら帰りました。


おいしい料理と、無為な会話がほぐしてくれることってありますね。

ごちそうさまでした。