2011年12月31日土曜日

ありがとうございました。



今日31日は支部でのおせち、刺身配達応援です。
僕もカーナビを頼りに配達に出ました。
新興住宅地から、雪深い山里まで。

みんな暖かく迎えてくれました。

刺身をお届けしたら、「寒いでしょ」と温かい缶コーヒーをくれた方もいました。
大内さんという方でした。

今年一番温かいコーヒーでした。



みんな初めて会う人で、きっともう会うことのない人たちだと思います。
いつもはデータ上の「利用人数1」としてしか接していない人たちです。

今夜、僕が届けた刺し身や蟹やそばを囲みながら、いろいろあった今年のことを話すのでしょう。

ほんの1mmだけ、データの向こうの「暮らし」に触れられた気がしました。

僕の原点です。



今年は多くのみなさんに力をいただきました。

たくさんの、「大切」が増えた1年でした。

今年1年、本当に、本当にありがとうございました。

来年もよろしくお願い致します。



2011年12月30日金曜日

言葉なんてなくたって

3月14日に支援物資としてセンターに届いたバナナ。

水やカップラーメンなど、全国からいろんなものが支援物資として届き、センターでその仕分けをしていたときにこの送り札がついたバナナを見つけました。

出荷元は名古屋でした。
地震の3日前に、このバナナを送って頂いた方に4年ぶりにお会いしたばかりでした。

まだ電気も通じていない、寒々とした大きな倉庫の中で、まるでその方本人とばったり会ったような、そんな気持ちになりました。

一人思わず声を上げてしまいました。

とても嬉しかった。

そしてこの札を見ただけで、どんな思いで出荷してくれたか、その思いは全部伝わってきました。
携帯の電波が通じなくて、ありがとう、ってすぐには言えなかったけれど、その思いはちゃんと伝わっていました。


そういうことって、たくさんあると思います。

言葉なんてなくたって、「絆」ってわざわざ言わなくたって、伝わることってあるのです。

2011年12月29日木曜日

知らない部屋


久しぶりにもといた棟に行きました。

今いる仮設事務所と同じ敷地内ですが、駐車場をはさんで少し歩いたところにあるのです。

入り口は同じだけれど、中はすっかり改修がすすみ、そこはもう、僕の知らない事務所になっていました。

前いた事務所の中をちょっと覗いてみました。


僕達がいた部屋です。

知らない部屋になっていました。

これからここは、会議室として使っていくようで、僕達の引越し先は隣の棟としてただいま建設中です。

前の事務所ってどんなだっただろう。
思い出そうとしてみましたが、にわかにはピンと来ません。


久しぶりに、閉じ込めておいた写真を見てみました。



写真は3月12日、地震の翌日の事務所の風景です。

左奥はガラスで囲われていたスペースでした。

もはやガラスどころか、柱や壁や扉も倒れて、原型を留めていません。
誰も怪我をしなかったのが奇跡です。

地震前の事務所の写真は残していませんでした。


そこここで、知らない風景が、これからの新しい風景になっていくのでしょう。

それはそれで、大切なことなのです。

2011年12月28日水曜日

Priceless


国産のアボカド。

あるんです。

黒胡椒をパラパラとふりかけ、そのまま頂きました。

こっくりとおいしい。

近くの席の人に食べてもらったら、大好評でした。

サンプルは、企画する前に食べてもらうことが多いので、いつものようにこれも、いくらなの?と聞かれました。

まだ量が少なすぎて、値段はつけられないんだ、と答えました。


値札をつけられないものって、たくさんあります。

Priceless(プライスレス)ってやつです。

でもそれは、本当は、量の多い少ないで決まるものではなくて。


ものの価値って、人によって違います。
原価の積み上げがものの価値ではないのです。

Price(プライス)の仕事をしているけれど、その後ろにあるPriceless(プライスレス)をいつも探していたいと思います。


2011年12月27日火曜日

仮ぐらし、なのに

3月の地震で事務所がやられてしまったので、今だ仮設事務所で「借りぐらし」ならぬ仮ぐらし中です。
来年の6月ころには新しく建つ事務所へお引越しできるようです。もうしばらくの辛抱です。


今日は仮設事務所の大掃除。

いらないものをごっそり捨ててこっち(仮設事務所)に移って来たはずなのに、いつのまにか増えているいらないものたち。

誰、とはいいませんが、何でこんなものあるの?これいつの?といういろんなものが机の隙間にあったりして。なかなかのお宝でした。誰、とはいいませんが。


椅子を10cm後ろに動かすだけで後ろの人にぶつかってしまうような、そんな超狭いスペースでの仮ぐらしなのに、わずか9ヵ月の間に、案外身軽じゃなくなっていました。

本当に必要なものが見えたあの頃から、少しずつ、さほど必要じゃないものに囲まれるのにも慣れてきているんだな、と思いました。

そういえば、今はあの頃ほど必死で節水していないかも。

降り積もる雪を子供用ビニールプールにためて、少しずつ解かしながらトイレ用の水にしていた頃もあったなぁ。給水車にも並んだなぁ。ずっと前のことのようだなぁ。


常に「本当に必要なもの」だけで暮らしていくわけではないけれど、せめて、「あ、慣れているな」と時々でいいから気がつけるようでありたいな、と思うのです。

2011年12月26日月曜日

不思議は不思議のままで

我が家に今年も無事サンタクロースがやって来ました。

プレゼントとひきかえに、テーブルに用意していたクッキーとコーヒーはきれいになくなっていて、人参もちゃんとトナカイのお腹におさまったようです。

何時ごろ彼らが部屋に来たのか、全然気がつきませんでした。

あとで長女に聞いたところ、夢の中でトナカイの鈴が聞こえたかと思うと、それを隣で寝ていた僕のいびきがぶち壊してしまったそうで、おかげで夜中に目が覚めたそうです。ごめんなさい。

ちなみにすでにそのときはクッキーもコーヒーもなく、枕元にはプレゼントがあったそうです。


不思議は不思議のままでいた方が幸せなことがあります。

大人になると、大方の不思議には簡単に現実的な答えをあてがってしまうもの。

せめて今のうちは、そんな優しい不思議を大切にしてあげたいと思います。



2011年12月25日日曜日

それぞれの。


クリスマスのイベントでドラえもんの映画を見るために子供達と市民会館へ行きました。

会場入り口の「本日の催物」の案内には、もうひとつのイベントの案内がありました。

展示室(地階)
仙台コスプレ感謝祭8
~コスプレイヤーのクリスマス~

(地階)というのがまた絶妙です。
何が行われようとしているのでしょう。

ドラえもんよりも気になってしまいました。