2014年6月29日日曜日

もう少し

11:30頃病院に行って、その後17:00頃妹のところに行きました。

そこで娘たちが宿題を終えるのを待ちました。

カラオケに行く約束は今度果たすことにしました。

少し遅くなったから、みんなで外に食事に行きました。

子どもたちのリクエストにお応えして、今夜はココスです。

頑張っているご褒美です。

もう少しの辛抱です。








2014年6月28日土曜日

4月の宿題


やっとスッキリしました。

4月、函館に前入りしたその日に聞いた話に、今日ケリを付けました。

恩もあるけど。

見過ごせないこともある。

許せないこともある。

そういうことです。








2014年6月27日金曜日

さくらの夜 さくらんぼの夜


夜更けに食べたさくらんぼは、味が濃くてとても美味しかった。

今年のさくらんぼは酸っぱいなぁと思っていましたが、それは全然違った。

奇しくも、今日の午前中に食べたさくらんぼは、同じ山形のものでした。

ちょっと酸っぱかった。

夜のさくらんぼは、全然違った。


話を分かってくれる人が二人はいると思う。

彼らが何を考えているのか。

僕もしばらく話していないから、今どう考えているのかは分からない。

情とか、義理とか、それはそれで大切だけれど、時には何よりも大切だけれど、でも、そういう次元の話ではないことだと思う。

まずは話をしてみよう。

そう思った、さくらの夜でした。






2014年6月26日木曜日

ただ君を待つ


今日から1週間、ちょっと踏ん張ります。

それぞれみんな頑張るぞ。






2014年6月24日火曜日

山の幸 季節の味 地域と生きる ~青森~

仙台発の始発はやぶさに乗って青森に来ました。

山菜の水煮工場が目的地です。

青森は山菜の産地です。

まあ山さえあればどこでも産地ですが。

そう言っている間に、近所のおじさんがやって来ました。

細竹が満杯につまった袋をいくつも持ってきました。

今年も細竹は大不作なので、とてもとても貴重です。

計量して買い取りです。

おっとそう言っている間に、今度は近所のおじさんとおばさんが軽トラックで軽快にやって来ました。

荷台を覗くと、
ふきでした。

なんと今年はふきも極端に少ない。

ふきの場合は不作ではなく、取り手がいなくて、ものが集まらないそうです。

特に若い人がいない。
たぶん景気がいいからみんな都会に行っているんじゃないだろうかとのこと。

ここでも人手不足は深刻なのです。

来年の今頃まで国産では持たないかも、だそうです。

このふきはご自宅用のようです。

じゃあなんでここに持って来たんだ?

おや?

袋に入れはじめたぞ。

どんどん入れる。

全部入れていく。

ここでは、地域の方が収穫した山菜を持ってきて茹でてもらいに来るのです。

有料なのですが、とっても安い。

この「茹で賃」も、近隣の水煮工場によって値段は全然違うそうで、それはそれで競争なのだそうです。

でも、僕が思うに、茹でることを商売にはしていないのでしょう。だってびっくりするほど安いから。

地域サービスの一環であり、巡り巡って本業の原料集荷にもつながるんじゃないかな。推測ですが。

別料金ですが、一斗缶にカンヅメにしてくれたりもします。

グラグラの湯の中にふきをひとつ、ふたつ。

静かに静かに沈めていく。

茹でるのは職人技です。

茹で上がりの見極めは感覚なのだそうです。

あともう少しです。

ふきの香りがみんなを包んでいきます。

季節の香りだ。

傍らの日陰では、わらびの塩蔵が始まっていました。


農産物の全てに「生産者」がいるとは限りません。

山菜の中でも栽培しているものは「ふき」と「ぜんまい」「うど」くらいで、わらびや細竹、みずや山うどなんかはほぼ完全に天然物なのだそうです。

つまり山から取ってくるということ。

生産者ではなく、「採取者」という感じでしょうかね。きっと正しい呼び名はあるのでしょうが僕は知りません。

ちなみに一般的に「ぜんまい」は栽培ものの方が太いのだそうです。

また「ふき」は栽培ものの方が色が良い(青い)のだそうです。

へぇー。

そもそも「野菜」は野にあるもの。

栽培をして収穫するものは野菜ではなく本来は「蔬菜(そさい)」と言います。

だから卸売市場に行くと、野菜部ではなく「蔬菜部」という名称が多く見られます。

そして山にあるのが「山菜」。

まさに山の幸だ。

山菜は本当に手がかかる。

昔の人にとっては当たり前のことだったのでしょうが。

一連の流れを見ましたが、「山菜の水煮」って、すごい便利だ。

先人の暮らしの知恵が詰まった、画期的な加工品なんだと思いました。

わらびには「青わらび」と「紫わらび」があると教えてもらいました。

ほんとだ。2色だ。


知らないことがいっぱいで、自分の不勉強加減に恥ずかしくなりながらも、それ以上に刺激的でした。

知らないことを知るって、とても新鮮だ。

山の幸。季節の味と香り。持ちつ持たれつで地域と生きること。

そして、それを取り巻くいろいろ。

もっと勉強しようと思います。







2014年6月22日日曜日

いつだって中途半端

知って食べると、知らないで食べるよりも、ずっと美味しい。

野菜や果物に関わってから、そう思うようになりました。


それはひとつの確信です。

でも最近は、こうも思います。


詳しく知るのも良し悪しで、ほどほどっていうのも大切かもって。

ストーリーを知るのは素敵だけれど、食べる前に余計なことを考えたり、知っている(偏った)知識が、素直な感想を自ら否定してしまったりすることがあるって。

素直に美味しいって感じられなくなったら、それは淋しい。

中途半端な知識が人を小賢しくしてしまうのなら、何も知らないほうがいいのかも。

どうなんでしょうね。


たぶん人は経験を積んだり見聞を重ねたりすることでいろんな自信がついてきます。

時にはそれが、素直さを奪ってしまうこともあるかも。

自分はいつだって中途半端なんだっていうことを、僕は忘れずにいたいと思うのです。







2014年6月21日土曜日

しゃぼん玉

何もしなくても風がしゃぼん玉を作ってくれます。

子どもたちの明るさは尊いなぁと思います。

踏ん張りどきのパワーの源です。

行け!






2014年6月19日木曜日

はじめてのバナナのつどい 


これまで、東松島のひまわり集会所ではいくつもの学習会をして来ました。

やっていたような気がしますが、ここではバナナは初めてでした。


ここでのつどいも、遠くない時期に、いずれ終わります。

それは、とても嬉しいことなんです。

元の暮らしに戻ることは出来なくても、やっと仮設ではない住まいで暮らせるからです。

いつ頃引っ越しになりそうだ、なんていう話題が出始めています。


いつまで僕がここに通うことになるのかは分かりませんが、それまでは全力で今のみなさんと楽しく過ごそうと思います。






2014年6月17日火曜日

やることリスト


今やらなきゃいけないことがあります。

それは、目の前の仕事を片付けるため。

それは、来年のため。

それは、3年後のため。

5年後、10年後のため。


今日訪問したところは、これからももっともっと需要が増えていく分野の心臓部です。

望むと望まざるとにかかわらず、増えていく分野です。


時代によって、いいとか悪いとか、道徳とか不道徳とか、上品だとか節操がないとか、手を掛けるとか手抜きとか、人の暮らしの捉え方は変化していきます。


僕のやることリストは、まだまだ混沌としています。

でも、3年前よりは、少しは整理できています。

3年後もこの日記を続けられているとして、42歳になった3年後の僕は、どれだけやることリストが整理できているだろう。

もっともっと混沌としているかもしれません。

その時は、ちょっとだけレベルアップした悩みを抱えていたいと思います。






2014年6月16日月曜日

2014年6月15日日曜日

あしたがあるさ


今年1年生になったばかりの甥っ子。

なんでもかんでもいっちょまえです。

よく分かりませんが拗ねています。

彼なりにきっと一大事なのでしょう。

男子は男子で面白そうです。

自分もそうだったのかなぁ。






2014年6月14日土曜日

福島出張日記⑧ 戦いは続く ~安達太良~


東北自動車道下り線、安達太良SAに、彼は立っていました。

彼の名はティガ。

ウルトラマンの生みの親、円谷英二は、福島県須賀川市がふるさとです。

光る目とカラータイマー。

戦いは続く。

そんな風に言っているように見えました。





福島出張日記⑦ほんとうなんだ ~福島県富岡町~


福島県富岡町。

ほんとうなんだ。

あの日からそのままなんだ。

商店街には誰もいない。

住宅街にも誰もいない。

看板もそのまま

誰もいない

ここから先へは誰も入れない

塀は崩れたまま

庭だった

誰もいない 気配もない 声もない

この先 帰還困難区域につき 通行止め


ここは町だった

うどん屋

朽ち果てたハウス

誰も歩かなくなった舗道は草が生い茂っていた

人の営みがあった

強盗に襲われた商店

3年前に津波で流された自動車は今も横倒しのまま

富岡駅もあの日の姿のまま


誰もいない。

これは、ほんとうにおきていることなんだ。

僕は





福島出張日記⑥ 大切なのは続けること  ~川内村再訪~

川内村のKiMiDoRi(キミドリ〉。

野菜工場です。

ちょっとけっこうかなり遠いのでなかなか来れないのですが、川内村は3回目の訪問です。

北海道東川町のみなさんと来ました。
その時にはじめて川内村の存在を知りました。

遠藤村長にお会いする機会があり、そこで野菜工場建設のお話を聞きました。

2回目は2013年10月。
野菜工場が出来たよと知らせが届き、はじめてKiMiDoRiを訪問しました。

今、KiMiDoRiのリーフレタスミックスは、安定して利用されています。

今年の1月からはじまって、6万パック以上の利用があります。

白い作業着とマスクと帽子で覆われていますが、彼女、満面の笑みなんです。

兼子さん。

笑っているでしょ。

お話するといろいろけっこう面白いんです。


いろんな人のがんばりや支えで、利用は着実に伸びています。

大切なのは続けることです。

思いつきを、続けることです。


中学生の頃読んだ本に、こんなことが書いてありました。

新しいことを始めることは案外簡単なんです。
難しいのは、続けることです。


大人になるにつれて、その言葉は沁み入るように分かってきました。

情熱の火は燃やし続けないと細くなり、いずれ消えてしまうもの。
そういえばあったね、そんな話。
そんな風に、大した想い出にもならずに。


産地訪問の目的は、実はそこにあるような気がします。

どこだってそうです。

誰だってそうです。


KiMiDoRiでは、新たにいちご栽培を始めていました。






福島出張日記⑤ 鈴木農園 ~郡山~


郡山の鈴木農園に来ました。

なめこでお世話になっているのですが、一度も来たことがなくご挨拶もしたことがなかったので訪問したのですが、いやいや驚いた。

なめこ屋さんだと思っていましたが。

もちろんなめこ屋さんなのですが。

いろんな面白いものがありました。


若き後継者の鈴木さん。

これまでの厳しい状況をいくつも聞きました。

初めて聞く、世間の風の温度についても教えてくれました。

でも、そんな中、いろんな希望を自分たちで作っていることも教えてくれました。

まずは、御前人参からですね。


改めてつくづく思ったのは、来てみなきゃ何も分からないってこと。

まだまだ僕は1年生だなぁと思いました。


新しいワクワクはまだまだあるものですね。

今日の訪問の続きは、また次回。