2012年11月10日土曜日

風の子

子どもは風の子、大人は火の子、というらしいです。

子どもは寒い風の吹く中でも元気に遊びまわるけれど、大人は寒さに弱くすぐに火にあたる、という意味だとか。


娘たちの通う小学校で、学芸会がありました。

題して「風の子発表会」。

手のひらに収まるほど小さなビデオカメラで、しっかり撮って来ました。


観覧席にいる僕らに気がつくと小鼻が膨らむ彼女ら。

1年生の次女は、昨年まで幼稚園児だったとは思えないほど、しっかりと小学生になっていました。

体育館中に響くくらい大きな声で、たった一行のセリフを言い切っていました。


アコーディオン担当の4年生の長女は、EXILEの復興ソングの何とかという曲を演奏していました。

いっぱしの顔で指揮者の先生と手元の鍵盤を交互に見ながら、それらしく弾いていました。


ふと、あと4,5年もすれば長女は受験生なんだなぁと思いました。

身近に受験生の子を持つお母さんがいるので、なんとなくぼんやりとそんなことを考えたりしました。


大人にとって4,5年では大した成長はしませんが(人にもよりますが)、子どもは凄いスピードで大人になっていきます。

気持ちはずっと風の子でいて欲しいと思いました。

自分もそうありたいと思ってはいるのですが、気づけばついつい温い火にあたってしまっているのです。





2 件のコメント:

  1. ちゃんと帰れて良かったです。盛岡とか八戸泊まりになったかと思って心配してました。子供は本当に「あっ」という間に大きくなりますよ・・うちのこは現在進行形の反抗期でキレまくりです。また会える日を楽しみにしています。本当に有難うございました・・・と、散々ご迷惑おかけしました。奥田フミヤ

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  2. 奥田フミヤ様

    こちらこそいろいろと有難うございました。仙台まで眠らずに帰りましたよ。完璧です。
    「あっ」という間の感じ、少し分かって来ました。いろんな苦労もこれから分かるのでしょうね。大人になって赤い靴履いたりするのでしょうね。その時は、相談に乗って下さい。豊富な人生経験からの教えをいただければと思います。
    ではまた、よろしくお願いします。

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