去年に続き、今年も来てくれました。
JAきたみらいのじゃがいも、玉ねぎの生産者のみなさんです。
総勢14名。
今年は仙台に2泊してくれて、月曜日をフルにいただきました。相当の気合に応えるため、こちらも相当の気合でお迎えしました。
午前中は、石巻地区の配達トラックへ全員バラバラに同乗していただき、直接組合員さん宅を訪問。
トラック同乗では、訪問したお家でみなさんいろんな話が出来たようです。
僕が同行した細川さんのコースは、石巻の中でも津波が直撃した大街道という地区で、家の修繕真っ最中のお宅もありました。玄関の上まで波が来たんだよ、と教えてくれました。
また、まわっている中では、商品お届け終わって、トラックで荷台の整理をしているところまで小雨が降る中わざわざ出てきてくれたお父さん、「私の父の実家が訓子府でねぇ~」と、不思議な縁を喜び合ったりもしました。
午後は、東松島の大塩仮設住宅ひまわり集会所で交流会。
交流会が始まる前から、もうすでに組合員さんと生産者のみなさんで盛り上がっていました。
最初の、今から始まりますの挨拶で思わず「宴もたけなわでございますが、これから交流会を・・・」と言ってしまうほど、何もしなくても場の空気はかなりホットでした。
紙面ですっかりおなじみ、玉ねぎ会長の平田さん。
よどみがない説明は、完璧でした。即興の質問コーナーも完璧でした。
丸投げしてすみません。
じゃがいもの会長得能さん。
急なフリにもめげず丁寧にお話してくれました。
急なフリをしたのはもちろん僕ですすみません。
レシピを紹介してくれた、じゃがいもと玉ねぎを使った得能さんの「得能サンド」、食べたいなぁ。
集会所のみなさんが作ってくれたじゃがいもと玉ねぎとかぼちゃと人参の入ったお味噌汁。
食べながらも、みんなお話に夢中。熱弁をふるっているのはじゃがいも生産者の菅波さん。
レンジでチンしたじゃがいも、玉ねぎをみんなで食べました。
玉ねぎの甘さにみんなびっくりしていました。よしよし。
北海道ではじゃがいもに塩辛のせて食べたりもするんですよと、塩辛も準備しました。
ところが、こちらの意図とは正反対に、真っ先に玉ねぎにのせて食べている人もいました。その人は、次はじゃがいもにものせてみよう、あらおいしわよこれも!なんて言っていました。むしろ玉ねぎに塩辛、新しいかも知れません。
おまけに、わざわざ塩辛まで北海道から持ってきてくれてねぇ。ありがたいねぇ。やっぱり北海道の塩辛はおいしいねぇと絶賛までされました。
あまりに絶賛されるので、すみません、その塩辛は近くの生協さんで買ってきたんです、とは言えなくなってしまいました。
とりあえずおいしくてよかったです。
最後に、生産者のみなさんと、仮設住宅のみなさんとで、色紙の交換。
ひまわり集会所の内海さん、得能さん、平田さん。
生産者のみなさんが書いてきてくれた色紙。
当日、集会所に集まってくれたみなさんが、来てくれた産地の皆さんへ書いてくれた色紙。
午前中の同乗体験から、交流会まで、じゃがいもと玉ねぎと、新たにできたつながりのおかげで、みんなにたくさんの笑顔が生まれました。
今日のこの日のためにご尽力いただいたみなさん、参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。