2009年12月31日木曜日

大変お世話になりました。


無事配達も終わり、そろそろ仕事納めです。
今年の最後に書くブログの内容を考えたとき、今年の12月初旬、ホクレンの吉井さんと東京でお会いした時のことを思い出しました。

その日の吉井さんは、いつもは5月の青空のように爽やかなのですが、その日に限って少し物憂げでした。そして、いろいろとお話をしました。聞くとそれは、自分自身の課題とも大いに重なるところがあるものでした。

話をして改めて二人で気が付いたことは、「今の仕事は他でもない、自分が選んだ道だ、ということ」「たくさんの人に支えられて今の自分がある、ということ」でした。
その日の最後に吉井さんは、まっすぐに見返せないほどの力強いまなざしで、静かに、来年の飛躍を誓ってくれたのです。
今年蒔いた多くの種が花を咲かせられるように、自分も頑張ろう!と深く思った夜でした。

お世話になった皆様、1年間大変ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

1年間の感謝を込めて。

今日は1日、現場支援で配達のお手伝いです。


仙台駅の裏手、小田原という地区を地区担当の佐藤さんとまわりました。
大晦日までたくさんの注文を頂き、ありがたい限りです。さらには、組合員さんから直に「来年もよろしくね」と言われると、自分の仕事が誰かの役に立てていることが実感出来て、来年も頑張ろう!と強く思えるのでした。


新年まであと10時間あまり。もうひと踏ん張りです。

2009年12月29日火曜日

ほうれん草畑に立つかかし

仙台でちぢみほうれん草を作って頂いている相原さんの畑に、かかしくんを立てにいきました。

かかしくんとは、ソーラーで動く無人カメラのこと。パソコンで遠隔操作も出来ます。気温もわかります。
これを生かして、リアルタイムで産地と消費地を直結しよう!という試みなのです。

これから寒さはぐっと厳しくなり、寒さから身を守ろうとちぢみほうれん草は一層甘く、甘くなっていくのです。

笑顔で立つ相原さんが、大切に育てたちぢみほうれん草。年末年始は相原かかしくんが見守ります。

2009年11月14日土曜日

憧れのみよし




東京から、ホクレンの佐々木さんと吉井さんが打ち合わせに来られました。
打ち合わせの前に、まず、昼食をとりました。お二人の念願の店で。


予定を調整していた時のこと、電話の向こうの吉井さんから、控えめな一つの質問がありました。
それは、

「みよしって遠いですか?」

というもの。
「みよし」とは、菅原統括のWEEK通信で出現率の高い、絶品チャーシューメンを出す「みよし食堂」のこと。県北の一迫にあります。統括のブログを見て、いつか食べたい、きっと食べたい、ああ食べたい、と憧憬が募ってしまったようでした。
いつもとは趣向を変え、外で打ち合わせもいいですね、と快諾、今日の運びとなったのです。

注文したのは、菅原統括の教えどおり「大盛りチャーシューメン」。
運ばれたトロトロのチャーシューメンに感動のうめき声を漏らした後は、ひたすら無言。一心に麺をすするふたり。まるで噛んでいないかのようなスピードですすむ佐々木さん。野生を感じさせる吉井さん。あっという間に器は空に。
佐々木さんは、「朝食はラ・フランスだけだったので、新幹線で何か食べようと迷ったが我慢してよかった」ととっても満足してくれました。我慢してくれて良かったです。

いつもと違う環境での打ち合わせは実に内容の濃いものとなり、今後の取り組みの、一層の前進が確信できた一日でした。佐々木さん、吉井さん、遠路ありがとうございました。

2009年10月31日土曜日

年末試食会② 産地との約束 




今日の試食会には、特別ゲストとして配達現場の責任者である小野寺副支部長が、産地研修参加者として現場目線で思いを話してくれました。


10月17日にあった産地交流会にみやぎ生協代表として参加した、小野寺副支部長は懇親会の最後の挨拶で産地と一つの約束をしました。

「今日産地に来て、生産者の方と約束をしました。出来るだけ産地の正確な情報を織り交ぜながら、生産者の苦労や思い、こだわりを出来るだけ多くの職員、組合員のみんなに伝えていくということです。生産者は徹底して生産方法を守り、こだわり、この西海みかんを作り上げていることを知って欲しいとお話されました。その思い、届けます。」


以下は、彼が今日の試食会で職員、理事さん達に話してくれたことです。

「長崎に行って、生産者の皆さんは徹底してルールを守り、一切の妥協をせずみかんを作っていることがわかりました。だから私達も責任を持ってお勧めしていきましょう。共同購入は週に一度配達のリピーター業態ですが、配達だけでなく商品もリピートしていかないと共同購入そのものが続きません。今回、アンケートを作ってみました。お勧めした組合員さんから商品について、配達担当者に対して、生産者に対しての声を集めて、次に生かし商品を定着をさせていきましょう」

産地と小野寺副支部長との約束、着実に始まっています。

年末試食会、大盛況!①




サンネット東北6県の配達担当者が一同に集まり、年末商材を実際に試食し、自信を持って組合員さんにお勧めをする原動力としてとても重要な、1年で最大の学習会です。
かにやおせち、黒毛和牛などが並ぶ中、私たち農産は今年からサンネット産直になった「産直西海畑みかん」で勝負です。


6県200人の職員と組合員理事さんの前でプレゼンをしました。

農産Gみんなで模造紙に伝えたいことを書き、箱を作り、みかんをディスプレイ。ムードはばっちりです。

みな、中澤商務の熱いプレゼンに瞬きをするのも忘れるほど熱心に聞き入っていました。
また、アシスタント須藤さんの作った素敵な日本地図の壁紙と、金澤さんがのりで手をべたべたにして作ってくれたみかんの箱を興味深深に見たり写真やビデオにとったり。山形から応援に来た清野さんも顔を真っ赤にして一生懸命説明してくれました。

準備8割とは言ったもの。
どうやったら短時間でみんなに伝わるか。一生懸命考え準備しました。

がんばった甲斐、ありでした。

2009年10月27日火曜日

旅の名残り


この前北海道ツアーをしていると思ったら、瞬きしている間に最後の長崎ツアーも終わっていました。しかも長崎からかえってはや1週間を過ぎ。

写真は中澤商務の力作、旅の名残の三河内(みかわち)焼きです。1ヵ月後に焼かれて届きます。

作品名、「晩秋」。

みかんとさんまの囁きが聞こえてきそうです。

1200度の高温に焼かれて、見違えることを願ってやみません。

2009年9月27日日曜日

添乗員も頑張った。

組合員さんの笑顔を撮るためにんじん畑の真ん中からカメラを構えている中澤さん。自分もつい笑顔になってしまいます。

ツアー同行の添乗員、コープトラベルの東さん。ごぼう抜き、勢い余ってしりもちをつくほど。

みんないつでも本気です。

一戸さん、ありがとうございました。

産直ツアーで一戸農場さんへお伺いしました。にんじん、ごぼうの収穫体験、ここまで盛り上がるなんて、と思うほど、みなさんよろこんでくれました。

今回の参加された中で、普段家ではごぼうとにんじんを食べない女の子がいました。その子が夢中になってにんじん、ごぼうを掘っていました。「あの子がごぼうとにんじんを食べるようになったら、俺の勝ちだな」と一戸さんは笑ってました。

みんなで収穫した野菜は今日か明日に自宅へ届きます。

2009年9月18日金曜日

いざ天童へ!さくらんぼ反省会。

さくらんぼギフトの反省会のため、山形県天童へ。
暮れなずむ街が光と影に包まれて、それはとてもきれいでした。

初の試みだった今回の反省会。来年につながる有意義なものでした。

2009年9月15日火曜日

中澤さん、フィリピンへ飛ぶ。

我らが果物商務の中澤さんが、18:30成田発の飛行機でフィリピンへ飛び立ちました。
今回はバナナとパインの産地視察が目的。
昨日の夜駐車場で別れる際、「不安:7、期待:3」をカクテルしたような顔で、それでも力強く「行ってきます!」と言ってくれました。

今まで沢山の経験がありながらも、目の前のことを素直にしかも貪欲に吸収する中澤さん。5日間のフィリピンツアーで、どんなことを吸収してくるのか、今からとても楽しみです。きっといろんなことに感動したり、驚いたり、興奮したり、ホテルの備品を壊したり、つまずいて転んだりするんだろうなぁ。。。

今頃中澤さんを乗せた飛行機は、日本の上空、ぐんぐん高度を上げているのでしょう。
中澤さんの脳裏には、きっとこんな詩が浮かんでいることでしょう。

遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき、
遥か雲海の上を音も無く流れ去る気流は、 たゆみない宇宙の営みを告げています。
満天の星をいただく果てしない光の海を 豊かに流れゆく風に心を開けば、
きらめく星座の物語も聞こえてくる、 夜のしじまの何と饒舌なことでしょうか。
光と影の境に消えていった遥かな地平線も瞼に浮かんで参ります…

がんばって!中澤さん!

2009年9月5日土曜日

夏の終わりに。

鶴岡からの帰り、湯の浜の海に寄りました。
潮風を胸一杯に吸い込んだ中澤さんが、杉山清貴に見えました。


浜に来ていた人達は思い思いに夏の終わりを惜しんでいるように見えました。

鶴岡、だだちゃ豆の故郷

だだちゃ豆の故郷、山形県鶴岡に来ました。

同じ品種でも、他の土地ではこの味は出せない、という「わがままな」枝豆。
産地であるJA鶴岡の生産者の小南さんのご厚意で、収穫から選別、計量まで体験させていただきました。
また、傍らのハウスでは、来年の種用の豆を干していました。だだちゃ豆の種はどこでも買えず、収穫したものの中から選抜。次の年へとつなげていきます。こうして、伝統の味は大切に守られ、受け継がれていると思い、じーんとしてしまいました。

今年の収穫ももう終わり。また来年の夏美味しいだだちゃ豆に会えますように。